極子日子

つぶやくように書いて書けるようにするための雑記

2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

今年もあとひと月

汚部屋化が進んでいる私の部屋。年内に少しでもモノを減らして片付けようと思います。同居人がモノを捨てられない症候群で、私がモノを捨ててもゴミ箱を漁られて、捨てちゃイケナイともとに戻されちゃうので、これは避けたい事態です。攻めどころは洋服と新…

ミスした

つい最近。指摘されたミスは、新たに買った中古の洗濯機を気分よく回していると、排水ホースが抜けて床を濡らしてご近所に迷惑をかけたこと。 テロップミスを見落としたこと。撮影の仕込みでフライングして余分な人をブッキングして、うまく行かなかった部分…

オリンピックの涙

NHK、クローズアップ現代は最近いい時間に再放送をしている。ドラマの再放送は少なくなったように思うがどうだろうか。 今回は、認知症の後期高齢者が孤立を深めているというテーマで、汚ギャルならぬ、汚老人、というべき極限の生活状況のルポとなっていた…

秋っていいなって秋

今年一番、秋がいい、と思ったのは、酷暑の夏がやっと終わったと感じたときのはず。そして特に何もなくてもすっきり晴れた日。匿名の秋の日もまたいい。パンダでおなじみの上野動物園に生まれてはじめて行ったがまさに秋の行楽日和で人出もそこそこだった。…

買い替え

14年前に中古で15,000円で買った洗濯機が壊れて、ゴミ処理業者に頼んで9,000円で処分した。ああ、リサイクルできない廃棄物を出しちまったなー、コインランドリー生活の方がいいんじゃね、と思ってみたりしたが、生活費の使い方としては折り合わない。 そし…

口ずさむ歌

最近、どこから湧いてきているのか「しーんぱーいないからねー」のフレーズが頭によぎるときがある。歌詞は断片的にしか覚えていない、KANの「愛は勝つ」だ。1990年の曲だと言うから私が学生の時の曲だ。大ヒットとなり、皆が大合唱するの図が展開されたのが…

冬のボーナスこそ

今年は悲しいことに夏のボーナスが出なかった。2月、2013年度の会社の売上目標を決める会議で経常利益の予想額(予算)を補填するため、あらかじめ手を付けられていたのだ。おかげで貯金通帳の額面がジリジリと減ってきている。 冬のボーナスは出ると思われ…

面倒くさいが、懐かしい

NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」、「風立ちぬ」制作中の宮崎駿に密着取材したシリーズの再放送を見た。老境にさしかかったアニメ監督がどうして引退を決意したか、その真相を捉えたという御触れだった。 一番共感を覚えたのは、天才アニメーターでも…

就職以前

就職をしたのは29歳のとき。それまでは、今の言葉で言うとメンヘラ、重度の中二病、色々と悩み事を抱えていたが、遅まきながら学問の道を目指すのをやめて社会に出て、身を立てなければならないという状況だった。つき合っている人間と一緒になるためにも親…

感覚の鈍感さについて

高校時代、私は美術部に所属して80号サイズの油絵を描いていた。そこはたまたま全国規模の高校美術展でも注目を集めるほどの個性的なクラブだった。新入部員に対してもデッサンや模倣からはじめる伝統的な絵画教育の手法は用いられず、いきなり自由創作が求…

さらに、反消費の子

子どもの頃の私にとっては、テレビと買い物が何よりの娯楽だった。そしてファッション雑誌という名の商品カタログ。漫画もゲームも禁じられていたし、洋服が好きだった。それがすべてだった。洋服が好き、といっても買えるのはほとんどなく、見てるだけだっ…

続・反消費の子

私の母は無駄遣いや贅沢とは無縁の性格だ。さっぱりした性格で働き者で家の隅々までが綺麗に整えられていた。切り花が飾られていて、布団は良く干されてふかふかで、シーツはいつも糊が利いて清潔だ。しかし、テレビアニメの赤毛のアンの家のように洋服は地…

寺山修司のイメージ

Eテレの特集。歌人の穂村弘が、寺山修司の短歌の秘密を解説していた。 ■海を知らぬ少女の前に麦藁帽のわれは両手をひろげていたり 穂村氏曰く、少女の内面が覗き込まれているが、通常はこれは「われ」の視点と逆である、と。つまり、 ■海を知らぬわれの前に…

反消費の子

理由もなくさまよう、ネットの上を。書くという行為のために。 柔らかい文章を書きたいのになぜ硬くなるのか? 小中と成績がよく、高校でもそこそこだった私はアイドルに熱狂したり、流行を追いかけたり、ゲームに熱中したり、不良グループに入って中途半端…

パヤオの格言

世の中の大事なことは、たいてい面倒くさい 面倒くさがる自分との戦いなんだよ

約2名が関心したアニメ監督の話

昨日のドラマ「リーガルハイ」。伊東四朗演じるアニメ監督が弟子のアニメーターに掛けた言葉に関心したという意見を、劇作家の中島かずきさんと外科医の同窓生のFBのコメントで読む。 弟子は監督から仕事を振られるが、高いレベルの要求と要求に応えられなか…

毎日書くこと、引き写すこと

蠟人形師の仕事や昨日の山崎豊子や高村薫の仕事ぶりを見るにつけ、いかに社会の細部や全体像をそのままスーパーリアル的な手法で写し出すか、その粘り強さ、たゆまなさは半端でないと思う。 今日もここまで私は、毎日書く、という習慣付けのために何でもいい…

なりきり

NHKバクマンで蠟人形師を取材していた。スーパーリアルの手法でコピー人間のような蠟人形が作られる。生きているような人形、モデルとなった人間、たとえば、坂本龍馬や太宰治、オバマ大統領、画家のピカソ、寅さんこと渥美清の顔かたちをそのまま写し取った…

舌戦

韓国の朴槿恵大統領が反日的発言を続けているという。もちろん日本の安倍首相も日本による朝鮮支配が侵略だったかどうか、学問的にも色々な見解があるとかつて述べて政府の公式見解を破り、反韓の姿勢を見せている。 最近では、中韓が協力して安重根の石碑を…

山崎豊子さん

「クローズアップ現代」で山崎豊子さんの創作の軌跡を辿る特集を見ました。取材を重ねて物語の構想を練り、ビッチリと「箱書き」を書いてから文章にされていたようですね。結論を決めずに当てずっぽうに書いているこのブログとは対極の営みです。 山崎さんを…

おこ、ですが何か。

「怒っている」ことを、若者言葉で「おこ」というらしい。今日も私は少し「おこ」だった。毎日怒るネタがある、というのは普通のことなのか、そうでないのか。 社会の在り方がそもそも、たとえば「嫌韓」だったり、「嫌韓」を引き起こす一番大きな要因である…

三たび、教育の消費論

話を戻す。芦田宏直氏曰く、 1)「高度消費社会の台頭、物のあふれる社会では、物づくりに必要な体系的な知識よりも、消費者を魅了する分析不能で総合的な「物を売る力」が重要になる。」 2)「高度消費社会では、子どもまでもがお客様、つまり何を買うか…

企画書を書く気に

その気、なんの気?というくらい、そっちに心が向かない。考えつく前に面白くないことしか思いつかない、と諦めている。 今度の募集枠は、ありきたりのアイデアでは採択されない。新しい切り口を提示し、ネタを放り込めばOKというのではない。ドラマの脚本を…

続・教育の消費者論…の先

朝日新聞紙上の芦田宏直氏による教育論について、書き損ねたこと。 すべての教育がグローバルな市場経済に耐えうる、ビジネスに向いた総合力を備えた「日本人」ないし「人材」育成に方向付けられるべき、とまあ、教育費の政府補助を獲得するのに必要な論じ方…

教育の消費者…論の先

朝日新聞で芦田宏直氏の論説を読んだ。安倍政権肝煎りの教育再生実行会議が大学の2次試験を人物重視にシフトすると提言したことに反論し、人物評価は本人の地道な努力で獲得した学力を評価せず、「育ちの良さ」を評価することになり、所得格差を是正しない…

今日のとりあえず_鑑定団

メモ ・なんでも鑑定団1000回記念。この20年で最高高値はドイツの陶器の美術館所蔵の初代?柿右衛門の豪華染付け壺、5億円。他、明治時代の万国博に出展された七宝焼の香炉、1.8億円。元々はハプスブルグ家のマリア・テレジアの宝石でマリリン・モンローも身…

今日もとりあえず

脚本家の井上由美子先生が毎日書く、A41枚でも書くことを勧めていた。今日もとりあえず私も書く。言わば写生の腕を伸ばしたいのだ。古い原稿をいじるのでなく、新しい文章を生み出すことが肝心。

ソフトな覇権

NHKクローズアップ現代の再放送。日本式の食習慣や衛生管理方法をベトナムなどの新興国に移入し、市場を広げて日本企業のビジネスチャンスを増やすという話。たとえば味の素は、肥満児が増えつつある現地の学校に栄養バランスの取れた給食メニューの提案をし…

役作りができるドラマ作り

Eテレ「達人達」で俳優の國村隼が建築家の杉浦伝宗氏に語った役作りの話が興味深かった。土曜ドラマ「メイドインジャパン」で國村氏が大手電機メーカーの技術部の部長クラスのエンジニアを演じたときの話。國村氏によると男は東京に暮らして三代目、祖父が建…

視聴メモなど

・NHK。スペシャルか? 東日本大震災で崩した地域医療の再生と高齢化社会の最前線での革新について。病院の建物を失ったためケアマネージャーや介護士と連携を組んで在宅診療に踏み切った陸前高田の市立診療所と、仮説住宅群内の地域コミュニティの再結成に…