極子日子

つぶやくように書いて書けるようにするための雑記

約2名が関心したアニメ監督の話

昨日のドラマ「リーガルハイ」。伊東四朗演じるアニメ監督が弟子のアニメーターに掛けた言葉に関心したという意見を、劇作家の中島かずきさんと外科医の同窓生のFBのコメントで読む。

弟子は監督から仕事を振られるが、高いレベルの要求と要求に応えられなかったときに浴びせられる罵倒の屈辱に耐えられず、自信を喪失し鉛筆を持って絵を描こうとするが手が震えて描けないほどの状態になっている。そして弟子は監督を名誉毀損(?)で訴えた。弁護士は監督に、実は弟子の才能を認めているのに厳しく接するのはなぜか、言葉で伝えないと弟子に監督の本意が伝わりませんよ、と水を向けると、監督はきっぱりと言う。弟子に才能は全く感じないと。

そして監督は自分にも才能はないときっぱりという。才能がないから一つ一つを必死に積み上げていっているのだ。才能があるとかないとか言っている間にもやるべきことがあるのになぜやらない。自分にはもっとやりたいことがある、そんなに無駄にするくらいなら、お前の若さと時間をくれと。