極子日子

つぶやくように書いて書けるようにするための雑記

2013-01-01から1年間の記事一覧

今年の日本

今年の日本は、どんなだったって? 第二次安倍政権になって、日中韓の関係が冷え、原発行商を行い、経済界との結びつきを強め、消費税を上げることを決め、生活保護法に罰則規定を盛り込んだ改正をし、特定秘密保護法案を民主主義的手法の上位に据えて強引に…

高畑派

先週、高畑勲監督作「かぐや姫の物語」を観た。遅まきながらその感想を一つ… 高畑監督作品についてはこれまで「アルプスの少女ハイジ」「母をたずねて三千里」「赤毛のアン」「じゃりんこチエ」「火垂るの墓」を観たことがある。どれもハズレはなく傑作だ。…

超然の共喰い

田中慎弥作「共喰い」を文庫で読みました。 文庫版に特有の「解説」の話からで申し訳ないですが、瀬戸内寂聴との対談が載っていて面白く読みました。尽きせぬ古典である源氏物語との向き合い方や寂聴さんの宗教者としてそして小説家として二面性を生きている…

お気に入りの鍋料理

月並みですが、もつ鍋です。もつ最高! また和風だしとニンニク&ニラと赤唐辛子のコンビネーション自体、具を豚バラ肉やタラや豆腐に変えて応用できます。 次はテンジャン鍋やキムチ鍋にスライドする予定です。それから、失敗続きの牡蠣鍋を何とか攻略した…

賞をあげます

今年の自分に賞をあげるなら、自己改革新人賞がいいと思います。新ステージに入りはじめたと思っています。さらにまだ踏み込むべきアクセルがあったのは不覚ですけど。 目標は富野由悠季「だから僕は…」のような自省文を書くことです。自己のダメなところを…

荒ぶる核の冷めていること

わたしのコンプレックス。聞き齧った芸術の魅力に惹かれて、求める努力はしないのに、負け惜しみのような見栄の意識でこだわっていること。自分からは求めに行っていないのに、相手からわたしのことを求めるだろう、求めないはずはないだろうとタカをくくっ…

オレの話を聞けェ〜

オレの話を聞けェ〜5分だけでもいい〜という歌があるが、自己チュウにもテメエが訴えたいことはなんだろうかと考えることにしてみた。己の成したいことを明確にすることが今の自分に必要だから。最近は毎日そればかりを考えている。本来は読書をするか人と…

味方

プライベートと仕事の味方は誰?って… プライベートの味方はまずは同居人、そして出身地の大阪にいる両親と兄姉たちです。友達は学生時代までの人たちはFacebookでつながっているくらいですね。かなりの人と縁が切れています。新しい友人は職場の同僚たち以…

死ぬのは怖い?

死ぬのは怖いか、怖くないかと問われると、怖くないと思っています、自然死や事故死であればと答えるでしょう。しかし、自死は怖いです。死がやってくることは自覚せずとも進行し、自ら死に向かって行くのは自覚できるから。向こうから訪れることは怖くなく…

命題集:女とは

女とは。一般的に語るつもりはない。 自分にしか書けないもの? 自分にしかやれないこと?

忘年会

行きたくない忘年会、それはなぜって…。私にとって忘年会は基本、会社の仕事の延長にありますから、有料だとイヤですね。また、いつもと変わらぬチームの仲間やクライアントと集って、いつもの会議と同じ議論、実りのない論法を聞くのはイヤですね。わたしは…

後出しジャンケン

二番煎じの後発のアイドルの方が成功するパターンを評して。 人の言い分によく耳を傾ける、という処世術の裏の論理はこれ。相手の出方を見て、最後に自分の意見を言う、というのが最も得をする。 昔、映画製作に携わったとき、私はずぶの素人で映像業界以外…

都会の文化と祭礼

都市の祝祭空間が市場、という話は、物神と拝金の肯定ですね。対する田舎は自然崇拝、現代以前の都市では、精神崇拝。 「お金持ちは長財布」の論理で言うと、まずは拝金を心の随まで行き渡らせてこその金儲けだ、っちゅう話。不十分だと金儲けは覚束ない。 …

大掃除

今年はどこを攻めるべきか。一番攻めたいのは冷蔵庫。冷凍庫が壊れているので新調したいが、これは台所の長テーブルの位置を替える、大・配置換え祭りにつながる…。ボーナスが出ないから冷蔵庫買替えは無理っぽい。ハードルを下げて使わない食器類や壊れた体…

クリスマスプレゼント

大好きな人に贈る、1円もかからないクリスマスプレゼント。お互いの健康と愛情と。他に何も要らない、というストーリーはいかがでしょうか? 他に何も要らない、というのは「伝えるのは技術が9割」的な言辞。ストーリー、というのは、ある「企て」を利益を…

冬の楽しみ

冬の楽しみといえば、コートを着れることですね。黒いロングコート姿は長年のあこがれでした。私の性格上、黒そのものは攻めあぐねて、過去にはネイビーを着ていましたね。今も持っているのはダークグレーのロングコート。2年前に買いました。それまではスポ…

お題集

・お前にはできる。夢をあきらめるな、と自分に言う。それが他の人からの励ましならば、もっと心強いけど。 ・世の慣習にとらわれない、セカンドライフ ・女の子が女の子であるがままにできる仕事、アイドル? ・都会の文化と全体系と ・おなかをこわすのは…

我が師の恩

今日から師走、恩師の思い出は?が今日のお題。 先日NHKで女子プロボクシングの日本代表となったお笑い芸人のしずちゃんこと山崎静代選手とボクシングの師・梅津正彦トレーナーのドキュメンタリーを見た。梅津さんは今年の夏、癌のため、44歳の若さで亡くな…

今年もあとひと月

汚部屋化が進んでいる私の部屋。年内に少しでもモノを減らして片付けようと思います。同居人がモノを捨てられない症候群で、私がモノを捨ててもゴミ箱を漁られて、捨てちゃイケナイともとに戻されちゃうので、これは避けたい事態です。攻めどころは洋服と新…

ミスした

つい最近。指摘されたミスは、新たに買った中古の洗濯機を気分よく回していると、排水ホースが抜けて床を濡らしてご近所に迷惑をかけたこと。 テロップミスを見落としたこと。撮影の仕込みでフライングして余分な人をブッキングして、うまく行かなかった部分…

オリンピックの涙

NHK、クローズアップ現代は最近いい時間に再放送をしている。ドラマの再放送は少なくなったように思うがどうだろうか。 今回は、認知症の後期高齢者が孤立を深めているというテーマで、汚ギャルならぬ、汚老人、というべき極限の生活状況のルポとなっていた…

秋っていいなって秋

今年一番、秋がいい、と思ったのは、酷暑の夏がやっと終わったと感じたときのはず。そして特に何もなくてもすっきり晴れた日。匿名の秋の日もまたいい。パンダでおなじみの上野動物園に生まれてはじめて行ったがまさに秋の行楽日和で人出もそこそこだった。…

買い替え

14年前に中古で15,000円で買った洗濯機が壊れて、ゴミ処理業者に頼んで9,000円で処分した。ああ、リサイクルできない廃棄物を出しちまったなー、コインランドリー生活の方がいいんじゃね、と思ってみたりしたが、生活費の使い方としては折り合わない。 そし…

口ずさむ歌

最近、どこから湧いてきているのか「しーんぱーいないからねー」のフレーズが頭によぎるときがある。歌詞は断片的にしか覚えていない、KANの「愛は勝つ」だ。1990年の曲だと言うから私が学生の時の曲だ。大ヒットとなり、皆が大合唱するの図が展開されたのが…

冬のボーナスこそ

今年は悲しいことに夏のボーナスが出なかった。2月、2013年度の会社の売上目標を決める会議で経常利益の予想額(予算)を補填するため、あらかじめ手を付けられていたのだ。おかげで貯金通帳の額面がジリジリと減ってきている。 冬のボーナスは出ると思われ…

面倒くさいが、懐かしい

NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」、「風立ちぬ」制作中の宮崎駿に密着取材したシリーズの再放送を見た。老境にさしかかったアニメ監督がどうして引退を決意したか、その真相を捉えたという御触れだった。 一番共感を覚えたのは、天才アニメーターでも…

就職以前

就職をしたのは29歳のとき。それまでは、今の言葉で言うとメンヘラ、重度の中二病、色々と悩み事を抱えていたが、遅まきながら学問の道を目指すのをやめて社会に出て、身を立てなければならないという状況だった。つき合っている人間と一緒になるためにも親…

感覚の鈍感さについて

高校時代、私は美術部に所属して80号サイズの油絵を描いていた。そこはたまたま全国規模の高校美術展でも注目を集めるほどの個性的なクラブだった。新入部員に対してもデッサンや模倣からはじめる伝統的な絵画教育の手法は用いられず、いきなり自由創作が求…

さらに、反消費の子

子どもの頃の私にとっては、テレビと買い物が何よりの娯楽だった。そしてファッション雑誌という名の商品カタログ。漫画もゲームも禁じられていたし、洋服が好きだった。それがすべてだった。洋服が好き、といっても買えるのはほとんどなく、見てるだけだっ…

続・反消費の子

私の母は無駄遣いや贅沢とは無縁の性格だ。さっぱりした性格で働き者で家の隅々までが綺麗に整えられていた。切り花が飾られていて、布団は良く干されてふかふかで、シーツはいつも糊が利いて清潔だ。しかし、テレビアニメの赤毛のアンの家のように洋服は地…