極子日子

つぶやくように書いて書けるようにするための雑記

映画見た

小池栄子主演、万田邦敏監督の「接吻」。それと、東京国際映画祭で「神様なんかくそくらえ」Heaven Knows What、監督:ジョシュア・サフディ、ベニー・サフディ 主演:アリエル・ホームズ。主演の女性の麻薬と恋愛体験を映画化。いずれもよかった。

それから、障子の張替えをもくろむ。障子紙やのりを買う。また障子紙をはがして掃除中。

最近、自己啓発本まつり中。カーネギーの「人を動かす」を読んだ。日本語タイトルが優れている。どうしたら人と友だちになり、影響を与えられるか、というのが原題の直訳だが、「人を動かす」は「思考は現実化する」的な魔術的な響きがある。なので長らくタイトルだけで誤解をしていたが、内容は「企業の目的は顧客の創造」的な、倒錯的な人生訓だ。情けは人のためならず、式の「人への許しは自分に返る」という話だ。また、人はそれぞれ自分だけに関心があり、人の利益に構っちゃいないということ。それぞれの人が自分にこだわることに無関心なので、彼らに何かを押し付けようとすると、その反発が大きい。説得や教育ですら、押しつけになりうるのだ、ということ。これは目から鱗、というか、何となく分かっていたことをズバリ言われて、鱗がちゃんとはがれました。