極子日子

つぶやくように書いて書けるようにするための雑記

嘲笑するな

最近のアイドル好きは対象が細かく分かれている。いろんな人の好みを聞いていると、そこに好き嫌いの境界線がありましたかーということに気付く。アイドル同士がワチャワチャする感じも受けているようだ。そのほうがかえって素の個性が際立ってそれぞれがキャラ立ちするという訳だ。なので、ピンのアイドルは少なくて、普通はグループ売りだ。なるほどなるほど。そういう昔の決め決めの5vs5ならぬ自然な5vs5がいいんだろうな。テラスハウスもそういうドキュメントなのだ。

若い人におもねてばかりではいかん。

ウチの親が野球のルールを知らないんだという話をしたら、全く異世界の話のように嘲笑された。そんなわけあるわけない、そんなはずない、えーうそーっという訳だ。普段は人柄のいい子のそのような態度を見たので、かなりがっかりした。いや、あなたたちの祖父母や曾祖父母の世代ならそういう人はいるよ、と言ったけれど聞く耳持たずだ。別の青年にネット環境が実家にないけど、そうした家庭はありふれている、という話をしたときにもそのような態度をされて驚いた。今の世の文化にどっぷりで他の可能性には関心がないらしい。あれだけ大きな地震津波が起き、原発事故も起こる世で、それらの現実の災難は甘んじて受けるだろうに、自分の認識を疑うことはできないらしい。

別の席からは某若社長が小保方さんの「とんでも」ぶりを笑っていて、わたしの中での評価が下がった。わたしがウチのダンナを選ばなければならない理由がこれだ。どんな人にでもプライドがあって、事情があるので、どんな失敗をしてもとても笑う気になれない。人を馬鹿にしてはいけない、というのがわたしの基本的な態度であり、彼の態度だ。