極子日子

つぶやくように書いて書けるようにするための雑記

モーレツ! 5

自分の仕事が今ひとつぱっとしない理由は、エラい人と話さないこと。これは随分と根深い。自分に自信がないというか、判断基準の軸にブレがあって曖昧な話しかできないからだと、自己分析している。判断基準の軸にブレがある、というのは要するに迷いがあるということだ。迷っていて、自分がどこにいるか分からず、それこそ趣味の話なんぞをしている余裕がない。教養のなさもイタいばかりだ。

つい先日、マルクス資本論を高校生に向けに書き下した本を読んだ。筆者は池上彰。世の中のすべてのものは商品だ、ということ。労働は大量に流通する商品を作る協同の上で価値を生み出すこと。その価値創造によって労働の質が上がること。価値交換によって生じる資本。それが人のカタチをとったものである資本家は資本の拡大を求め続ける。資本による自己拡大は、永遠の運動だ。以上、要検証。

ともかく、消費を忌む気持ちはあれど、消費されるモノを創造する人の行為は批判できない、というのが、最近のわたしの気づき。無駄を生み続けるのが人間、資本家なのだ。とほほほ。