極子日子

つぶやくように書いて書けるようにするための雑記

脱汚部屋日記 十

部屋の片付けは第2シーズン。20年ぶりに20センチ以上(都心では27センチの積雪を観測したそう)という大雪の中、ソチ冬季オリンピックを見ながら、ついに本や書類の片付け。洋服よりも捨てづらい。まるで踏み絵。絵に描いたものだと分かっていても、神聖さは侵しがたい。本のカタチをしているもの、とりわけ哲学書や文献は!

今日はベッドの下に沈めてある段ボールを探査。学生時代にサークルで作っていた文集が出てきました。まだネットが発達する前の時代ですから文集というカタチをとっているのでしょう。手書きやワープロの原稿が混じった手作り感満載のものでした。サークルは文系理系さまざまなメンバーの集まりでしたが、同じ境遇の先輩や後輩がその境遇について真剣に書いたモノをお互いに交換できたのは良かった。自分の書いた物は文体のベース、論理展開は今とあまり変わらないが、随分と研ぎすました文章だった。