極子日子

つぶやくように書いて書けるようにするための雑記

面倒くさいのはなぜ論シリーズ1

咲坂好宥(さきさか よしう)さんという心理分析カウンセラーのブログの受け売りでテーマを一つ。「あなたの深層心理がそれをやりたくない理由があるとしたら、一体何だと思いますか?」それ→歯磨き、洗顔、入浴、洗濯物を畳む、料理…。これらトホホなラインナップにいちいち深層心理が絡んでるとは思えず、やらないための言い訳を積み上げてサボってるだけでしょうけど、一応言葉を充てがって解きほぐしておく。以下、略回答。

・歯磨き→冷たい水で歯が沁みる。一番新しい詰め物がふとした拍子にかすかに沁みる。いやいや歯磨きをしていたら虫歯にならないから歯も沁みたりしないだろうという意見もあろうが、そんなことはない。歯が丈夫、脆いというのは遺伝的に決まっているのだから歯磨きはあまり関係ないだろうとどこかで思っている。そもそも一日くらいサボっても問題ないだろうと思ってしまう。これまでどれだけ虫歯を治療して歯の悪さを思い知ったとしても性懲りなく歯磨きの習慣がつけられない。歯磨き習慣のある人のタイプを思い浮かべると几帳面できっちりした性格の人が多く、そんな人たちに仲間入りすることを想像できない。以上、グダグダ言い訳。こうしたことならいくらでも書けるなあ。 

・洗顔→美容マニアの仲間入りをしたくない。他にもやることあるだろうに無邪気すぎるとどこかで感じる。正しい洗顔法は石けんの泡を良く泡立てて、その泡の粒の表面に肌汚れを吸着させて落とすのだとか。良く泡立っていると泡の粒の数が多く、多くの吸着点を得ることができるとか。でも泡立てるのも難儀やで! また化粧はクレンジング剤で落とせとか、顔を洗ったら化粧水をつけろとか乳液をつけろとか要は都会の文化なのだが肌の若さを保つための妖術でがんじがらめだ。顔を洗う面倒を避けて多少不細工になろうが心置きなくダラダラしたいものだと思う。

・お風呂→毎日入るべきと考えていない。きれい好きの人の排他的な考え方が嫌い。

・洗濯物を畳む→収納が追いついていない。引き出しが開かなくて全部をしまいきれない。引き出しの底に入れたものは取り出しづらいし…。おっ洗濯物は全員の顔が見えるように「立てて」しまえとコンマリさんが言ってたっけ。しかし、畳んでは広げて使い、畳んでは広げ、難儀やで!

・料理→まずもって女性がやるべき論が嫌い。会社の仕事のほうにやりがいを感じていて、疲れたときは手が回らないし、そもそもやる気が起きない。おいしく出来た試しがない(成功体験が少ない)、特に煮付け、煮物。料理本を開いて分量を確かめ、また忘れて本を開いてってやるのがめんどくさい。キムチの作り方を本で読んで実践したときは、何とも不味いものにしかならなかった。どこかで料理本を軽蔑しているのかもしれない。魚のさばき方は本で確かめるのでは無理がある。昆布や鰹ぶしで出汁をとるのはこの上ない贅沢だ。お金がいくらあっても足りないのでは?と思う。揚げ物も天ぷら油の管理が大変だ。油は酸化してしまうので、2人所帯には贅沢だとも思う。台所が狭くて嫌い。モノを置けない→って片付けろやって話。冷凍庫が壊れている! 模様替えはめちゃくちゃ骨が折れるで!以上、とにかく料理をする環境を整えるには遠い道のりだ。ああ、嫌だ。

・布巾をきれいに保つ→これもできない。台所が汚すぎてムリ。

・ゴミの分別→何曜日に何を捨てられるか、分別の区分が細かすぎる。貼り紙で日程を知らされていれば何とか追いつけるが。

以上、あまりにも実にならなさすぎることを書いてしまった。