極子日子

つぶやくように書いて書けるようにするための雑記

イノベーション

スキマ(隙間)に産業を起こす。わたしには思いもよらないことなのだが、イノベーションには大事なことらしいので、自分にもできるかどうか考えてみよう。そのスキマには色々あるようだが…

・コロンブスの卵のようなもの?(安価でおしゃれな国民的肌着のユニクロ→ハンバーガーの肌着版)

・単に人の心のスキマに入り込むもの?(違法ハーブとか?)

・マニアやニッチ向けの文化創造(ぽちゃカワ、アイドル、キャンピングカー、田舎暮らし)

ちなみについ最近の商売の正攻法は、

・従来の商店の全国ネット化(コンビニ、本屋、中古屋…)

・マニュアル化、カイゼンによるコストカット。

・貨幣の代用による顧客の囲い込み(クレジットカード、ICカード、ポイントカード、マイル)

もうちょっと勉強が必要なジャンル。自分の会社の新しい事業として出来そうなことは思いつくが、自分の欲望とは一致しないのがつらい。商売は自分の欲望ではなく、ニーズを察知することが大事なのだろうが、それで納得しがたい自分がいる。

起業家はスキマを開拓して「王道」が覇権を及ぼしている市場に抜け道を穿つ。人とは異なる欲望の持ち方をする必要がある。その一例として、ワークシェアリングやNO残業を進める女性起業家のことを挙げてみたい。

http://doda.jp/careercompass/nextgeneration/20131211-7892.html

小室淑恵さん。株式会社ワーク・ライフバランス代表取締役社長。元は資生堂の社員。彼女が突いているスキマはある意味、社会改革思想の伝播を目指すことに等しいように思えるが、NPO法人というボランティアベースではなく、コンサルの一つとして企業ビジネスを打ち立てている。もちろん彼女が突いたスキマはニッチにとどまるものではなく、突けば堤防を決壊へともたらすスキマであり、たとえば男女平等やレジャー志向のように広く通用する価値観だろうとは思う。先んじてニーズを掴むことが大事ということだろう。さらにそれが、彼女の持ち前の正義感と一致したビジネスのように思い、うらやましいことだと思う。