極子日子

つぶやくように書いて書けるようにするための雑記

書けなくてつらい

どうでもいいことは書けるけど、書きたいことは書けないよ。頭が錆び付いたように動かない感じ。どうして映像の仕事に就いているかって、ジブンのことなのにうまく説明できない。がんばって簡単なことから書くよ。間違っている部分とか考えの範疇に入っていないところはあるんだけど、勉強ができるってこと以外のことにも価値がある場所に身を置きたかったんだ。誰かの役に立つこと以外のことにも価値があるっていうのもいい。人助けをしたらジブンは結構いい働きをするんじゃないかという思い込みがあるんだ。そうしたジブンにどういうわけか納得がいかない、というか、そこから逃げようというのか、身を逸らせたい、狙いを外したいジブンがいるんだ。そうだ、外したい、というが端的だ。外れた場所に身を置きたいんだ。「じゃないところ」に。

会社の先輩は言う。何か絶対に必要な仕事じゃない。別に作りたいものはない。これはジブンも当てはまる。でも、先輩たちは少しも投げやりではない。持てる能力をほどほどに発揮している。何か微温的な空気がジブンには合っている。だから、ジブンは彼らの同僚でありつづけている。自然体というのでもない。とんがったり突き詰めたりしない態度。マシな言葉で言えば、中庸なのだ。宮台氏の言うように世界がデタラメであるなら、中庸が適した態度なのだ。ジブンの場合、中庸の選び方が自己の欲望否定的な部分があるけれど。もう一つ、仕事ではなく、会社の話ですが、プライバシーにズケズケ入ってくる人が少ない。お互いに無関心というか。友達じゃなく、同僚、というのは楽な関係なのだ。「コミュ障」には、ということかも知れないが。