極子日子

つぶやくように書いて書けるようにするための雑記

人生にとって大事なことは?

生老病死、喜怒哀楽、どれをとっても人生の途上の大事。今この状態でも人生の一端にある。生きていることに何の意味があるのかという悩み方をする方々がおられる。そしてそのような問いに応える本が売れるけれど。万物をあるがままに迎えよというのが先ずある(1)。こうあるべき論はその次(2)。世の中には(2)にこだわって(1)が出来ない人が多い。ということで本が売れる。しかし(2)のほうも難しい。もちろん(1)にせよ、単なる開き直りのレベルから自然体に持って行くのは難しいけど。否、(2)を排して自然体の(1)を獲得し、その上に新たな(2)を築いていくのも難しいのだ。(方丈記には遠いなあ)

生き甲斐は?という問いが自分には重い。ほとんど考えたことがない。しかし、これから問われることもあるだろう。仕事をする上で大切にしていることは?という問いも同じだ。冒頭に書いたことでいえば、(1)万物をあるがままに受け入れられていて自己が揺るぎなければ、その上に生き甲斐という意味付けをしなくても息をしていられるのだ。また自己の存在に疑いを持ち存在論的に揺らいでいるならば、(1)でなく(ゼロ)の問いがあるならば、生き甲斐というあるべき論(2)は後回しだ。なので、わたしとしては(2)は新たな問いだ。