極子日子

つぶやくように書いて書けるようにするための雑記

年末の楽しい思い出

もういくつ寝るとお正月。子どもの頃の年の瀬はまさにそんな気分でした。元旦に着る新しい服をデパートに買いに行き、その服を着る日が来るのを毎日楽しみにしていました。服は畳んで枕元に置いて寝ていたように思います。NHKのゆく年くる年で描き出されるような荘厳な雰囲気の年明けを暖房もかけない部屋の布団の中で感じながら…。神秘的な空気が肌寒い部屋の中にも満ちているような感覚です。大みそかの厳寒の中の窓掃除や拭き掃除という試練さえなければもっと楽しみな年明けだったかもしれません。